こんな疑問を持っていたのは、私だけでしょうか?
「愛、感謝、幸せという波動を高くすると、夢がかなう、とされているから、人に優しく、ワクワクすることをしよう!」
と、頑張っているそばから、テレビから流れるのは、明らかにエゴの塊のような波動な低そうなお金持ちのお家自慢。波動が低くっても、お金持ちってなれるの?いや、そんな金持ちってゴロゴロいるよね。この違和感って何?!
自己啓発系の本を読んで、良い人が幸せになれる、と、確かにそう思いたいけれど、世の中を見渡してみると、無情にも、異なることが多いような気がします。
そんな私の疑問が、この本で、スッキリ解消ヾ(*´∀`*)ノ
波動が低くても願いが叶ってしまうメカニズムが知りたい方はぜひぜひ必見です!
物事を動かすには、「感謝」より「エネルギー」が大切だった
波動という言葉は、ちょっと前は「怪しい」部類に入っていたかもしれませんが、昨今は当たり前のように使われていますよね。
幸せになりたければ、自分自身が高い波動(愛、感謝、幸せ)に同調できるよう、日々、努力しましょうね。ということは、なんとなくわかるのですが、わかるのですが、
周りを見渡しても、
エネルギーの低い人(不躾であったり、平気で人を困らせたりする人)でも、のうのうと(言葉が悪くてすみません!)不当な収入を得て暮らしておられる方がごまんといる。
反対に、清貧で、慎ましやかに暮らしていて、良い物事を取り入れることで、常に高い意識を保っておられる方が、エネルギーの低い人に巻き込まれてトラブルにあっている。
宇宙って平等ではないの?
良いことをすれば、良いことが戻ってくるのではないの?という疑問が、この本では、スッキリ解消させられました。
波動には、高い低いと、強い弱いの4つのフレームが存在する
波動の高さ、低さは、出来事の質であって、波動が高ければ、愛や調和、幸福感に包まれている。
波動の強さ、弱さは、物事を動かす力、エネルギーであって、波動が低くても、強い人は、物質的な豊かさを独り占めしている印象です。
波動が高くて弱い人は、現実では波動が低くて強い人に、すぐに巻き込まれてしまう。波動が強いということは、影響力も強いので、相手を攻撃し、自信を失わせて、自分と同等の低さに落として、力技でマウンティングしてくるからです。
こんな出来事って、自分の周りに当てはめてみても、妙に納得できました。
そういえば、THEチケットの7章でも書かれているんですね。悪者でも、願望が実現するということを信じていれば、悪いことでも叶ってしまうのである。叶うことに疑問を持たなければ、叶うんです。そこに高尚な考え方は必要ないようです。
波動が低くて、強い人のモデルケースは紀州のドンファンかな
「波動が低くて、波動が強い」の現実は、お金はたくさんもっているけれど、いつもどこか満たされなくて、周りにも信頼できる人がいなくて、最後は不可解な事件に巻き込まれてなくなっていく、、、
こういうタイプのモデルケースは、紀州のドンファンと呼ばれていた男性かなぁと思ったりします。
彼の生い立ちは、幼少期の頃から貧乏で、悔しさをバネに成りあがってこられました。彼の成長過程で、自分で何かを得る、ということは、自信に繋がっていったのだと思います。自信はエネルギーなので、どんどん強くなるにつれて、お金も入っていくようになったかと思います。
しかし、人生の終盤で、愛されたいという願いを持ちながら、自分の意志ではなく、誰かに殺められるという波動の低い出来事が襲います。
波動が低かったけれど、人生を見つめなおすことで、幸せな金持ちになったモデルケースも
別の、成り上がりの社長さんは、小さい頃は貧乏だったので「金持ちになれば幸せになれる」と信じて、猪突猛進に働いた。その間に、いつのまにか家族からも見放され、友人も裏切るのではないかと怯える日々。
金持ちになったけれど、そこに自分が求める平和はなかった、俺は不幸な金持ちだと嘆き、全てをゼロに戻して、波動を一気に高められるということがあります。
しかも、波動の強さは変わらないので、失ったお金も、すぐに戻ってきます。しかし、今度は幸せなお金持ちとしてリセットされるのです。
波動が弱くて、波動が高い人
私の周りにもいる「波動が弱くて、波動が高い人」の現実は、調和のとれた場所にいて、精神的な満足を得られておられるかと思います。
しかし、どことなく「清貧」という言葉が思い浮かばれるような、生命力が低そう、と印象を持ち、波動の弱い人に振り回されがちです。(でも、彼女はそれをネガティブに捉えていませんが、、、)
また、彼女たちは「あるがままを受け容れる」という発想をしているので、人生をクリエイトしていく力が弱いかもしれません。
目指すは「波動が強くて、波動が高い」
これらのモデルケースをみていて、せっかく「体験ができる地球に生まれた」ので、やはり目指したいのは、波動が強くて、波動が高い人ではないでしょうか。
このページを読んでいる方は、基本的に心優しい方だと思います。波動も高め、なのに、波動が弱いので、傷つきやすいんじゃないかなぁと、勝手に推測しています。
スピリチュアルに興味を持つタイミングは、何かに傷ついて、すべてOKという緩い世界で癒されたいという想いが強い傾向があると思います。
そう思って、スピリチュアルの世界に飛び込む方も多く見受けられます。すべてOKという緩い世界で癒されたいという想い。
確かに疲れた時は、癒しは大切なのですが、いつまでもそこにいるわけにはいきません。
生きるということは、成長していくことでもあります。
人生の休憩時間に、自分を分析し、宇宙の法則をみつけ、自信をつけて、波動を強めてゆき、さらに思い通りの人生を歩めるように思考を変えていくことが大切だと思います。
あ、ちなみに、自分の波動が高いか低いかを簡単に見分ける方法は、部屋がきちんと整理されているか、でわかることがあります。高い波動は凪のように、穏やかで、静かな波動です。反対に、低い波動は、時化のような荒々しい波動です。
私はこれを音楽に例えてて、若い頃はハードロックやメタルなどが刺激的で心地よかったのですが、年を重ねるごとに、クラシック音楽が心地よく感じます。私はまだその一歩手前のボサノバジャズあたりですが、このまま進むと、やはりクラシックが大好きになりそうで、その時が楽しみです。
これは、体調や周りの環境によっても変化し続けるので、自分が今どのような波動を持っているかを知るためにも、このような物差しは頭にあると便利かもしれませんね。
波動を強くする方法
現実を動かしていくファクターとなる「波動の強さ」についても、どうやって強くしていくかについて、この本に詳細に書かれています。
強めていく方法は、男性と女性で異なるようですが、どちらにも共通して言えることは「自分を愛し抜く」ということのようです。
特に女性は、生まれながらにして、既に男性より強いエネルギーを持っていて(そうでないと、子供を産めないとか)、必要なことは、抑えている女性としての喜びを開放するだけで、エネルギーはどんどん強くなっていくそうです。
久々に出ました!自愛ヾ(*´∀`*)ノ
願望実現したければ、さくっと自分を認める努力をしてみよう。それだけで、どんどん現実が変わっていくようです。
解説と、具体的な方法がバランスよく書かれているので、読みやすいですよ。
おすすめです★★★★★
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