今日のお仕事先で、穏やかな男性が同席されており、その方はなんと本職はお寺の住職さんだとか!その方との会話がとても深かったので、シェアさせていただきます。
この住職さんは小さいころから不思議な力を持っていて、相談者の話を聞いているうちに、その人から、ふわーっとイメージで浮かんでくるんだそうです。
例えば、子供を望んでいるけれど、病気で授かれるかどうかわからない、どのように治療してゆけばよいかもわからない、と訴える相談者の姿と、もう一つは、赤ちゃんと幸せそうにしている相談者の姿が視えてときがあるんだそうです。
しかし、その住職さんは、視えたそれ、が、幸せなことでも、不幸なことでも、伝えないように心掛けているそうです。
時間というものは時系列でつながっているわけではなく、その出来事が、過去なのか未来なのかはわからないのも理由の一つだそうですが、下手に思考を固めることはするべきではないというのが信念なんだそうです。
結果より、そのプロセスに生きる意味があり、学びがある。
本当に未来を知ることは大切でしょうか?
私たちは生き続けることができません、何年先か、年十年先かはわかりませんが、死なない人間など誰一人いません。
そう考えたら、私たちは、現在も死亡率100%です。これは全ての人の確定した未来です。
しかし、死ぬ運命だからと、生きることを諦めている人はいるでしょうか。
結果がわかっていても、そのプロセスを楽しむ、それが生きる目的であり、人生なんです。
そんなありがたいお話の後で、住職がぐっと私の目を見て
とおっしゃっていただきましたので、私はこんなタイミング、逃すものか!と、すかさず聞き返しました。
「それは、私のベースがネガティブな人間だから、意識してポジティブな思考にしなさいという意味ですか?」
「いいえ、あなただけでなく、生きている人間すべてに言えることです。エネルギーの視点から言うと、陽のエネルギーより、負のエネルギーのほうが重いんですよ、だから意識的に陽のエネルギーを選択する視点を持たなければ、すぐに負に引き寄せられてしまうんです。ポジティブなエネルギーは軽く、ネガティブなエネルギーは重いのです。どうしても重いほうがエネルギーが強いので、そちらに引き寄せられてしまうのです。」と。
このエネルギーのお話が面白かったので、いろいろ質問をしていると、とてもわかりよいたとえ話をしてくれました。
先を読む能力は全ての人が持っている
時間というのは、過去から未来に続いていると勘違いしていますが、本当は未来から過去に流れているといったら、驚くでしょうか。
九死に一生スペシャルというテレビ番組などで、自分が乗るはずだった飛行機に、気分が悪くなって、人生で初めて飛行機をキャンセルした方が、その飛行機が事故にあって、九死に一生を得たという話について、
先もお話ししたように、ネガティブなエネルギーは、ポジティブなエネルギーより、重くて強いので、悪い出来事が起こるかもしれないという予知は、エネルギーに敏感な人なら、感じ取ることができるというのは、よくある話なんだそう。
もっとエネルギーに敏感になっていけば、ポジティブな軽いエネルギーさえも読み取れることができるので、自分の感覚を信じるという習慣をつけることは、とても良いことです。
よく、願望実現なども、願えば叶うと言われていますが、願うエネルギーの中に、ポジティブなエネルギーとネガティブなエネルギーが存在しているなら、重いほうが勝ちますから、ネガティブな結果をもたらしてしまうのです。
願えば叶うというのは、子供のころなら可能です。不可能という学習をしていない状態のほうが叶いやすいのです。
大人になったら、不可能だったという経験値が、ネガティブなエネルギーを生み出すので、そんなことなら、お願いをしてからすぐに願うことを忘れたほうがいいのです。
そんな感じでおっしゃられていたかなー・・・また思い出したら追記しますね。
このお話にも深く納得です。私はどちらかというと、未来しか興味がなく、相方は過去の栄光を大切にしているタイプで、時々衝突してしまいますが、このお話を聞いて、ベクトルが反対だけれど、両者とも「今ココ」に存在していなかった、どっちもどっちだったのだと、反省しました(〃∇〃) 。