時事ネタ

小林麻央さんのブログに学ぶ、願望実現の強力な「なるの力」とは

2016年9月3日

乳がんで闘病中の小林麻央さんが、ブログを公開されたということが、世間を驚かせ、多くの人に感動を集めています。このブログを読んで、闘病中の人も、そうでない人も、癌と闘っている家族や周りの人たちも、強く励まされたのではないでしょうか。

 

彼女の一つの発信が、これまでも多くの人に影響を受けるとは。やはり海老蔵さんの奥様になられるだけの器がある人なんだなーと思ったのと、ブログの文章から、願望実現のメソッドでもある「なる」が、ここにもわかりやすく書かれているので、引用させていただきたいと思います。

 

「なる」メソッドとは、2チャンネルの片思いスレpart5に現れた701さんが推奨する願望実現方法で、なってしまえば、どんな願いもするする叶ってしまうという方法です。当ブログでも備忘録しています、気になる方は「701式なる~恋愛系なるで成功した例」を読んでみてくださいね。

 

病人であるというアイデンティティーが、すでに「なる」メソッド

 

私も病気になったときに、とても不思議でした。あるとき、病院に行って、「診断」された瞬間から、病人というアイデンティティーを持つのです。自分の社会生活は、病気をベースにはじまります。一日の中で考えることの大半は病気のことばかり。では、私はいつから「病人」になったのか。

 

病院に行って発覚したわけで、病院に行くまでも、私はもうすでに病気を抱えていたはずなのです。しかし、病院に行って病名というスタンプを押された瞬間から、私は「病人」になってしまったのです。

 

願望実現的に言い換えると、病人であるというアイデンティティーをもらった瞬間に、病人になれてしまったのです。

 

人のアイデンティティーとは本当に不思議なもので、肩書をつけてしまうと、なれてしまうんですね。このアイデンティティーを自発的に変えて、望む自分になろうとするのが、701式なるメソッド。

 

小林麻央さんのブログを読んでいて、なりたい自分になる、私は選択することができるんだ!という強い意識を感じました。そう、アイデンティティーに負けず、選択することで、なりたい自分になれる!とても力強い「なるメソッド」宣言と読みました。

 

「癌の陰に隠れないで」

 

時間の経過とともに、
癌患者というアイデンティティーが
私の心や生活を大きく
支配してしまっていたことに
気がつきました。

 

元気になったら
元の自分や生活に戻れるのだから
それまでは、
誰にも知らせず、心配をかけず、
見つからず、、、と思ってきました。

 

乳がんであることが突然公になり、
環境はぐるぐる動き出しました。

 

そこで、
これまで以上に病気の陰に隠れようとして
心や生活をさらに
小さく狭いものにしてしまいました。

 

これは自分自身のせいです。

 

私は
力強く人生を歩んだ女性でありたいから
子供たちにとって強い母でありたいから

ブログという手段で
陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました。

こんな自分勝手な情けない理由で
ごめんなさい。

 

でも、一度きりの人生なので、
なりたい自分になろうと
決意できたことは
うれしいです。

 

KOKORO.より引用

 

私の友人が数年前から乳がんと闘っておりますが、これを機に社会復帰を決めました。病人というアイデンティティに負けていた自分を奮い立たせる一石になったようで、病気というネガティブなエネルギーをも跳ね返すほどの強い意識をもって生きる人は、とても綺麗に映ります。

 

とはいえ、病気は病気です。体は必死に闘っています。なので、生活を、病気ではなかったかつての自分を基準に考えるのではなく、病気と共存する選択をし、病気を忘れさせてくれるような場所に行き、人に会い、上手にリフレッシュしてゆければいいなと思います。病気に支配されているときは、これらからも逃げようとしてしまいますから。

 

私の主治医に、癌について聞いてみたことがありますが、癌細胞は大なり小なり誰もが遺伝子的にもっているもので、癌との付き合いは一生といっても過言ではないから。あまり頑張りすぎず、スロースタートが、治療をするうえでのコツですよともおっしゃられていました。

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