大切な人に勧めたい、選りすぐりの一冊

【本レビュー】世界のエリートがやっている最高の休息法

2017年8月24日

瞑想

 

と聞いて、私の医療系の会社に勤めていて、マインドフルネスについてはよく知っている兄でも「宗教色が強そうだから」とずっと避けていたようで、私自身も願望実現に必要なんだろうけれど、なぜ必要かわからず、お坊さんとか悟りたい人だけがするものだろうと、どこかずっとこれを避けていたようです。

 

しかし、願望実現のプロでもあるバキュさんや、その他もろもろの方々も、やはり願望実現には瞑想はするべきとおっしゃられています。

 

そもそも、なぜ瞑想が願望実現に必要なのか?という問いについての答えなのですが、瞑想を行うことで変性意識に入って、潜在意識の書き換えを行うため、脳を低速モードにする必要があるようで、

 

運転中にナビが変更できないように(これはまぁ安全対策ですがwww)私たちの脳も動きながら、プログラムを変更するということはできない仕組みになっているようで、睡眠前の微睡タイム、つまり瞑想状態にプログラムの書き換えをするのが、王道の願望実現方法です。

 

確かに、私は2か月間、そんなことは決してならないだろうと思いながらも、眠る前にネガティブな妄想をおこなっていたら、まさかの方法で実現してしまったことがあります。本当は叶ってほしくないことなのに、現実逃避のひとつで、悲劇のヒロインを妄想(お恥ずかしい)していたら、まさかの連続で叶ってしまったんです。

 

なので、眠る前の潜在意識の書き換えの威力は嫌っていうほど身に染みているんですが、これまで知る瞑想の方法は、どれも呼吸法に関することが書かれていて、実際どのように行えばいいのかわからず、いつも三日坊主で終わっていました。

 

 

しかし、たまたま手に取った脳科学からみた瞑想の解説書を読んでみたんですが、頭でっかちに考える私には、「なぜ、どのようにして」が詳細に書かれていて、腑に落ちる。大正解の一冊でした。

 


世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

 

アメリカ在住の医師が書いた本で、テレビでも紹介されていたようで、後で調べたらベストセラーとなっていました。

 

最初の30ページくらいまでは、私たちは常に脳を無駄なことで働かせていて、睡眠をとっていても実は休めていないとか、瞑想がいかに脳疲労をとるために有効かという解説が続くのに、突然、ある大学生を主人公に、瞑想で彼女を取り巻く環境がどのように変化していくかの物語に変わります。

 

物語にしたほうがわかりやすいという意図はわかるのですが、思った以上に突然、物語調になるので、私を含め、戸惑った方も多いのではないでしょうか(笑)

 

 

この本を手に取った時は、まさに疲れのピークな状態でもあったので、何か解決方法がないかと模索していたのですが、読んでわかったことは、

 

この疲れは、身体の疲れではなく、脳の疲れだったんじゃなかろうか、ということでした。

 

フリーで仕事をさせてもらっているので、会社に勤めていらっしゃる方より、人間関係に関するストレスとか、通勤に対するストレスとか、少ないはずなのに、自営業だからこそ募る未来への不安や、常に進化していなければいけないんじゃないかという切迫感。自分は思った以上にストレスを抱えていたのかもと。

 

ストレスは、他の人と比べられるものではなく、自分自身が疲れた、と感じるのであれば、脳は常に動き、そのうちヒートアップしてしまうのは目に見えていますよね。時に瞑想などで脳の働きを緩やかにしてあげることの大切さを学べたので、瞑想が楽しい習慣になりそうです。

 

頭でっかちの私は、心底理解しないと、なかなか行動しないの。そういうタイプの人にはおすすめかもなって思いました。

 

 

あれこれウンチクはいらないから、ささっと瞑想したいわ、という感覚的な方には、このシリーズからCD版がでているみたいなので、こちらがおすすめかもです☆彡

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